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B.LEAGUE 2019-20シーズン終了の代表挨拶

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日、Bリーグより今後の2019−20シーズン全日程の中止が発表されました。
ご支援いただいている株主・スポンサー・行政・協力会社の皆様、熱い戦いを楽しみにしていただいたブースターの皆様におかれましては、ご心配・ご迷惑をお掛けいたしますこと深くお詫び申し上げます。
本決定にご理解・御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

Bリーグが開幕して4シーズン目、バスケット界はW杯へ21年ぶりに自力出場、東京オリンピックへの出場決定、八村選手のNBAドラフト1巡目指名など、大きな盛り上がりを見せておりました。
三遠ネオフェニックスとしても、新体制の下、全心全力で取り組んで参りましたが、歯車が噛み合わず、開幕から16連敗とかつてない苦しいスタートとなってしまいました。
チームを立て直すべく、様々な策を講じて参りました。残念ながらシーズン途中でチームを去ることになってしまったHC、選手の想いも背負い、河内HCの下で少しずつ変化し、また高校生スーパールーキー河村選手の活躍で反撃の狼煙を上げた矢先でのコロナウイルスの蔓延。
やるせない想いでいっぱいです。
そんな状況でも、変わらず叱咤激励いただいたスポンサーの皆様、ご来場いただいたブースターの皆様には感謝しかありません。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

選手・スタッフは、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るい、不安も募る中、試合の延期や中止、そしてお客様がいない状態での試合など、難しい状況が続いておりました。そのような中でも、次の試合の開催を信じて全力で練習に励んでくれている姿は、心強く、逞しく、誇りに思うとともに、この頑張りは絶対に報われる、そう信じてクラブ一丸となって戦い抜く覚悟を決めておりました。
残りのシーズン、プレーオフを勝ち抜いてのB1残留を目指しておりましたが、レギュラーシーズン終了、プレーオフも中止となり、結果としてB1残留が決定しました。複雑な想いではありますが、ホッとしたというのが正直な心境です。

今シーズンに中止となってしまった19試合の分まで、来シーズンに感動や喜びをお届けできるように、準備をしっかりと進めて参ります。
選手・スタッフより、今シーズンの感謝の気持ちを様々な形で改めてお届けする予定ではございますが、まずは代表して私から御礼申し上げます。
皆様からのご支援、ご声援、誠にありがとうございました

最後になりますが、コロナウイルスによりお亡くなりになられた方へ謹んでお悔やみ申し上げます。そして皆様のご健康とコロナウイルスの早期終息を強く祈念して、シーズン終了の挨拶に代えさせていただきます。

 

株式会社フェニックス
代表取締役社長 北郷 謙二郎


 

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