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太田 敦也選手 現役引退のお知らせ

いつも熱いご声援をありがとうございます。

このたび三遠ネオフェニックスに18シーズン在籍し、フェニックス一筋でチームの大黒柱として勝利に貢献してくれた、太田 敦也選手が現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。

外国籍選手にも当たり負けしない強さと汚れ仕事も厭わない献身的なプレーで、長きに渡りチームを支えてくれました。
唯一の三遠地域出身選手として、どんな時も笑顔で誰からも愛される存在であり続けてくれた"あっちゃん"。
引退は非常に寂しいですが、今後も持ち前の笑顔と粘り強さでフェニックスを照らし続けてくれるはずです。

引退後は「100年さきの笑顔のために」三遠地域を盛り上げるべく、フロントスタッフとして様々な活動に従事して参ります。

また、引退セレモニー開催につきましては、改めてお知らせさせていただきます。

今後も温かいご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

太田 敦也選手 現役引退

 

太田 敦也(オオタ アツヤ)



背番号:8
ポジション:C(センター)
出身地:愛知県豊川市
出身校:日本大学
生年月日:1984年6月4日
身長:206cm
体重:113kg

 
経歴
2007-08 オーエスジーフェニックス東三河
2008-16 浜松・東三河フェニックス
2016-25 三遠ネオフェニックス
代表歴
2011 第26回FIBA ASIA 男子バスケットボール選手権大会 日本代表選手
2012 第34回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 日本代表選手
2013 第35回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 日本代表選手
第27回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会
2014 第5回FIBA ASIAカップ 日本代表選手
第17回アジア競技大会 日本代表選手
2015 第37回男子ウィリアム・ジョーンズカップ 日本代表選手
第28回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 日本代表選手
2016 FIBA男子オリンピック世界最終予選 日本代表選手
2017 東アジアバスケットボール選手権大会2017 日本代表選手
FIBA ASIAカップ2017 日本代表選手
2018 FIBAバスケットボールワールドカップ アジア地区予選 日本代表選手
第18回アジア競技大会 日本代表選手
2019 FIBA アジアカップ2021 予選 2020年2月24日 アウェーゲーム 日本代表候補選手
2020 FIBA アジアカップ2021 予選 2021年2月 カタール (ドーハ) 大会 日本代表候補選手
2021 第32回オリンピック競技大会(2020/東京) 男子日本代表候補選手

太田 敦也選手コメント

今シーズンをもって、現役を引退することとなりました。
気がつけば、18年という長い年月においてバスケットボールを仕事として続けることができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

振り返ると、最初の1年はシーズンを通して両手で数えられるほどしか出場できませんでした。
2年目にbjリーグに参入し、少しずつ出場時間が増えていったのを覚えています。
当時は中村監督のもとでプレーしており、365日毎日怒られながらバスケットに取り組んでいました。
フォーメーションも、ひたすら走り続けて止まる場面がほとんどないようなもので、辛くて苦しくて、怒られてばかりで、間違いなく一番きつい時期だったと思います。
それでも、その経験があったからこそ、自分の土台が築かれたと今でも思っています。
鈍臭かった自分を育て、厳しく指導してくださった中村監督には、今でも心から感謝しています。
監督が退団してからは、チームのプレースタイルも変わり、自由度が増したことで、自分なりに考えながらプレーするようになりました。
大変ながらも楽しみながらバスケットに取り組み、3度目のbjリーグ優勝を果たしたときには、自分も貢献できたと実感し、とても嬉しかったのを覚えています。

その頃には日本代表にも選出され、さまざまな国の、異なるリーグの選手たちと戦いました。
夢だったオリンピック出場には届きませんでしたが、その手前のアジア出場枠をかけた大事な試合にメンバーとして選ばれ、日本を背負って戦うという貴重な経験ができたことは、本当に良かったと思っています。
代表活動を経てチームに戻ったときには、自分自身に「責任」というものを強く感じるようになりました。
その後は、チームが勝てず低迷する時期もありましたが、パートナーの皆様、ブースターの皆様など、周囲の方々に支えていただきながらもがき続け、3年前には大野HCをはじめとする現在のスタッフ陣が揃い、今シーズンにはセミファイナル進出を果たすまでになりました。
自分自身は不甲斐なく、求められることを上手く体現できなかったり、反応できなかったりと、チームに迷惑をかけてしまった最後の年でしたが、22連勝や中地区連覇、そしてセミファイナルまで戦えたことは、とても有意義で貴重なシーズンだったと思います。

ここまでプレーを続けられたのは、これまで関わってくださったすべての方々、チームメイト、スタッフ、フロントスタッフ、パートナーの皆様、ブースターの皆様、そして何よりも、子育ての大変な時に自分のことも支え、いつも送り出してくれた妻のおかげだと、改めて実感しています。
この私、太田敦也を18年間応援してくださり、本当にありがとうございました。
「みんながあっての自分」ということを忘れず、これから新たな道を歩んでいきたいと思います。
そして、三遠ネオフェニックスをこれからもげひ!応援よろしくお願いいたします!

 

北郷 謙二郎ゼネラルマネージャー コメント

太田選手、18年間フェニックスでのご活躍、本当にお疲れ様でした。

「すごい中学生がいる!」——私が太田選手を知ったのは、私自身が19歳の頃でした。
地元の高校には進学せず、市立柏高校へバスケットボールの道を選び、日本大学を卒業するまで、私は彼の成長をとても楽しみにしていました。
そして、私が引退する最終年に、彼がフェニックスに入団しました。
当時は体格も横に大きくなっていましたが、まだまだ伸びしろしか感じられない、シャイな青年でした。
それから彼は中村監督のもとで鍛えられ、着実に成長を遂げ、いつの間にかフェニックスを日本一に導く存在となり、日本代表にも選ばれ、代表チームを支える選手へと成長しました。
彼の我慢強さや、体を張ったディフェンスによって、「日本人でもやれるぞ」という姿をお客様に示すことができ、バスケットをしている子どもたちにも夢を与えることができたのではないかと思っています。

シーズン終了後から、本人とも様々な話をさせてもらいました。
長い時間をかけて、いろいろな思いや葛藤があったことと思います。
ブースターの皆様へのご報告が遅れてしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
しかしながら、本人の決断には深く敬意を表します。
太田敦也を見守っていただき、誠にありがとうございました。
彼は40歳を迎え、新たなステージへと挑戦していきます。
これからもフェニックスのため、バスケットボール界のため、そして三遠地域のために、彼が培ってきた経験や知識を還元してくれることと思います。
今後とも、変わらぬご支援・ご声援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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