- NEW
- OTHER
B.LEAGUE 2024-25シーズン終了のご挨拶
2024-25シーズンも三遠ネオフェニックスへの多大なるご支援、ご声援、誠にありがとうございました。
5月19日(月)のりそなグループ B.LEAGUE SEMIFINALS 2024-25 琉球戦 GAME3をもちまして、三遠ネオフェニックスの2024-25シーズンが終了いたしました。
「三遠にフェニックスあり」
この言葉が地域の誇りとして語り継がれる未来を、私たちは本気で信じています。
2024-25シーズン、三遠ネオフェニックスは皆さまと共に歩み、闘い、そして大きな成長を遂げました。
クラブ一同、心からの感謝を込めて今シーズンのご報告と御礼を申し上げます。
シーズン終盤、りそなグループ B.LEAGUE SEMIFINALS 2024-25。
キャプテンが無念の負傷で戦列を離れるという苦境の中、選手たちは決してうつむきませんでした。
「支えてくれるすべての人のために、前を向こう!」
その想いを胸に全員が一丸となって激闘を繰り広げ、あと一歩で日本一という舞台に届くところまで到達できました。
その背中を力強く押してくれたのは、フェニックスを応援してくれている皆さまの存在です。
満員の浜松アリーナに響き渡った声援、遠くからも寄せられた温かな応援メッセージ。
その一つひとつが誇りであり、勇気であり、希望でした。
ありがとうございました。
またシーズン中の選手たちの奮闘の裏には、表には見えない多くの支えがありました。
笑顔を絶やさず応援してくださるFIRE GIRLS。
試合準備から深夜まで奔走してくれたチームスタッフたち。
過密なスケジュールの中でも選手のコンディションを守り抜いたトレーナーやマネージャー。
笑顔と誠意で来場者を迎え、試合を支えてくれた多くのボランティアの皆さま。
さらに、クラブの存在意義を信じ、共にこの地域の未来を創ろうとご支援くださったパートナー企業の皆さま。
日々の言葉にこそ出ませんが、アリーナや運営環境に関しても支えてくださる多くの関係者の皆さま。
そして、「三遠地域を笑顔で活力ある街に!」と邁進するフロントスタッフ。
三遠ネオフェニックスに関わる多くの人達を私は決して忘れません。
本当にありがとうございました。
私たちフェニックスは、ただ勝利を追うだけのクラブではありません。
地域のために地域と共に生きるクラブであると、これからも胸を張って言えるように在りたいと願っています。
今シーズンは小中学校へのバスケット訪問や地域のお祭り参加などを通じて、延べ26,000名以上の方々と触れ合うことができました。
さらに、パートナー企業や行政と連携した「地域の小中学生を対象としたホームゲームへの無料招待」や「市町村DAY」、「豊橋こども食堂みらいクラブへの寄附」や「支援施設へのバスケットボール寄贈」。
校門でのあいさつ運動では、「フェニックスのお兄ちゃんたちが来た!」と、笑顔で駆け寄ってくる子どもたちの姿が、今も脳裏に焼きついています。
これら全てが、「三遠でフェニックスと出会えてよかった」と思っていただける日常の積み重ねです。
私たちのホームエリアは、愛知県東三河(豊橋市、豊川市、蒲郡市、新城市、田原市、設楽町、東栄町、豊根村)と静岡県遠州(湖西市、浜松市、磐田市、袋井市、森町、掛川市、菊川市、御前崎市、牧之原市)の17の市町村にまたがっています。
このように広く多彩で、温かい地域に支えられているクラブは日本でも数少ない存在です。
その中で私たちは確かな「共感」と「信頼」を築いてきたと信じています。
だからこそ、これからも私たちは声を上げ続けます。
「三遠にフェニックスがいる意味」
「三遠にプロスポーツがある日常の価値」
それは、地域の人と人を繋ぎ、子どもたちの夢を育み、日常に誇りと感動をもたらす「生きた力」です。
私たちの願いは、フェニックスがバスケットという個ではなく、日々の暮らしの中に当たり前にある「誇れる日常」として根づいていくこと。
そして願わくば、応援してくださる皆さま一人ひとりが、「フェニックスの伝道者」として、その魅力や価値を周囲の人へ、次の世代へと伝えていただける存在になっていただけたら、これ以上に嬉しいことはありません。
来シーズン、私たちはさらに覚悟を持って進みます。
「不死鳥は、何度でも立ち上がる」と語った大野HCの言葉の通り、悔しさも、感動も、涙も、全てを未来の糧にして三遠地域の全ての人とフェニックスはもっと熱く、もっと強く繋がっていきます。
これからも、一人でも多くの方に、「フェニックスがいてよかった」、「私も応援している」そう思っていただけるクラブであり続けられるよう、挑戦を続けます。
私たちの物語は、まだここからです。
三遠地域と共にもう一度、そして何度でも羽ばたいて参ります。
改めまして、今シーズンのご声援とご支援に、心より御礼申し上げます。
株式会社フェニックス
代表取締役社長 岡村 秀一郎