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柏木 真介選手 現役引退のお知らせ
いつも熱いご声援をありがとうございます。
このたび、シーホース三河より期限付移籍で三遠ネオフェニックスへ加入いたしました柏木 真介選手が、2024-25シーズンをもって現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。
練習中だけでなく試合中もコート内外から、ベテランとして若手選手の育成やチームの勝利に貢献していただきました。
現役最後の貴重な1シーズンを柏木選手と共にできていることを、クラブ一同大変光栄に思いますとともに心より感謝申し上げます。
クラブの目標であるリーグ優勝を柏木選手と共に成し遂げられるよう、一丸となって最後まで戦い抜いて参りますので、引き続き熱い後押しを何卒よろしくお願いいたします。
なお、引退セレモニーにつきましては、所属元のシーホース三河より後日ご案内がございますので、お待ちいただけますと幸いです。
柏木 真介(カシワギ シンスケ)
背番号:33
ポジション:PG/SG(ポイントガード/シューティングガード)
出身校:中央大学
出身地:北海道
生年月日:1981年12月22日
身長:183cm
体重:83kg
経歴 | |
---|---|
2004-06 | 日立サンロッカーズ |
2006-13 | アイシンシーホース |
2013-16 | アイシンシーホース三河 |
2016-17 | シーホース三河 |
2017-18 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ |
2018-20 | 新潟アルビレックスBB |
2020- | シーホース三河 |
2024- | 三遠ネオフェニックス(期限付移籍) |
代表歴 | |
---|---|
2003 | 第26回 李相佰杯争奪日韓学生バスケットボール競技大会 |
2004 | 第1回 FIBAアジアスタンコビッチカップ 日本代表選手 |
2005 | 第23回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会 東アジア地区予選代表 日本代表選手 第4回東アジア競技大会 日本代表選手 |
2006 | 2006年FIBAバスケットボール世界選手権 日本代表選手 第15回アジア競技大会 日本代表選手 |
2007 | 2007年バスケットボール男子アジア選手権 日本代表選手 |
2009 | 第25回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会 日本代表選手 |
2011 | 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 日本代表選手 第2回東アジアバスケットボール選手権大会 日本代表選手 |
柏木 真介選手コメント
このたび、2024-25シーズンをもってプロバスケットボール選手としてのキャリアを終える決断をいたしました。
これまでどんな時も温かく応援してくださり、支えてくださったファンの皆さま。パートナーの皆さま。地域の皆さま。そして、私に関わってくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。
また、どんな時も変わらず応援し、支えてくれた両親、家族には言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
思えば、9歳でバスケットボールを始めたあの日から、こんな未来が待っているなんて誰が想像できたでしょうか。
プロの舞台に立ち、日本代表の一員としてプレーさせていただき、多くのタイトルを手にすることができ、たくさんの歓喜を味わうことができた日々は子どもの頃の私にとって、夢のまた夢でした。
そして、気づけば21年間という長い時間、私はプロバスケットボール選手として大好きなバスケットボールとともに過ごさせていただくことができました。
今、胸の中にあるのは「これ以上ない幸せなバスケ人生だった」という、ただ一つの想いです。
嬉しいことばかりじゃなかったです。むしろ、悔しさや苦しさのほうが多かったかもしれません。
それでも、多くの素晴らしい仲間たち、スタッフ、そして皆さまとの出会いがあったからこそ、私は前を向いて走り続けることができました。
そんなキャリアを振り返る中で、私にとって大きな影響を与えてくれたのがシーホース三河(旧アイシン)です。
長年にわたりプレーさせていただいたこのチームでの経験が、私という人間を、選手を、そして心を育ててくれました。
このチームがあったからこそ、今の私があります。ここで出会ったすべての方に。心から、ありがとう。
そしてもう一つ。キャリア終盤、43歳という年齢にもかかわらず、迎え入れてくださった三遠ネオフェニックスの皆さま。大野ヘッドコーチ、スタッフ、チームメイト、ファン・ブースターの皆さま。
ほんの1シーズンでしたが、心に刻まれるほど濃密な時間を一緒に過ごさせていただきました。
新たな挑戦の場を与えてくださったこと、心から感謝しています。
最後に。
私は、悔いのない選手人生を歩むことができました。
どんな時もバスケットに対して嘘をつかず、妥協せず、最後の最後まで、真正面から向き合ってこれたことを誇りに思います。
こんなにも長く“バスケットボール”という愛すべき存在と共にいられたこと。
それは私の人生そのものであり、かけがえのない宝物です。
バスケットボールが私を育ててくれました。支えてくれました。そして、成長させてくれました。
そんなバスケットボールに出会えたことに感謝します。
そして、このすべての時間を支えてくださったすべての皆さまへ。
本当に、ありがとうございました。
柏木真介
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