新潟アルビレックスBB

新潟は長年に渡りフェニックスとライバル関係にあり、切磋琢磨してきた歴史のあるクラブだ。
主力選手の故障もあり現在は中地区の最下位と苦しんでいるものの今年に入ってからは強豪クラブと競る試合も多く、チーム力を上げてきている。
11月から怪我で離脱していたエースの#25アレン選手が復帰し、ようやく戦力が整いここからが正念場となる。
途中加入の#21コーバーン選手は平均20得点、12リバウンドとインサイドで圧倒的な存在感を見せていて相手の脅威となっている。
また、シュートが上手い#4アルマ選手も安定感のある活躍を見せていて外国籍選手に隙は無くなった。
日本人選手でも地元出身で3ポイントシュートの確率が高い#34遠藤選手、乗り出すと止まらない#10杉本選手、身体能力が高い#2ジョセフ選手と3ポイントシュートが上手い選手が揃っており、勢いに乗ると怖いチームだ。

新潟の注目選手はゴール下の番人#21コーバーン選手
平均得点、平均リバウンドでリーグトップクラスの数字を叩き出しているビッグマン。
インサイドでの存在感は圧倒的で213cm、132kgの体格を生かしゴール下に君臨している。
オフェンスリバウンドも平均で5本奪っていて何とか守ったとしてもセカンドチャンスで得点に繋げる事の出来る非常に怖い選手だ。

【今節の見所】

まずは新潟インサイドの要である#21コーバーン選手をフェニックスがチームディフェンスで抑え込む事が出来るかが最大の鍵となる。
前回の対戦でも28得点、13リバウンド、シュート確率は73%と暴れられているだけに最大限の警戒が必要だ。
オールラウンダーの#25アレン選手、3ポイントシュートが上手く爆発力のある#4アルマ選手も存在感を見せていて得点力は大幅にアップしている。
新潟の”個”の力をフェニックスがどう抑えるかが勝敗を左右するだろう。
3月に入ってからは強豪と接戦を演じたり、連勝をもぎ取ったりと波に乗ってきていて、対戦相手にとってより怖いチームへと変貌を遂げている。
フェニックスは粘り強く80分間戦い抜きホームゲーム最終戦を連勝で締めくくりたい所だ。

フェニックスの注目選手はポイントゲッターの#14金丸選手。
3ポイントシュートは38%、フリースローは89%を超えていてエースとしての活躍を続けている。
特に勝負所での活躍は目覚ましいものがあり、見る者を魅了する。
今季は怪我が多く波に乗り切れていないもののシーズン終盤となる今こそ圧倒的な存在感を見せてくれるに違いない。
#14金丸選手の試合の流れを変える活躍に期待してほしい。

by　カゲっち