激しいディフェンスから速攻に繋げ、大接戦となるも延長線の末、惜敗!!

1Q

セカンドチャンス、速攻からの得点で大阪が先制する。フェニックスは鈴木の思い切りの良いレイアップ、ハントのインサイドでの得点で一歩も引かない。フェニックスは鈴木のカウントワンショット、レイアップと連続得点でいい流れを作る。このまま突き放したいフェニックスだったが、ターンオーバーから得点を許し、競った展開に。大阪に速攻を出されるも川嶋、津屋が連続して3ポイントを沈め、7点リードする。スティールから速攻も出て25-16と9点差にリードを広げて1Q終了。

2Q

寺園のフローター、太田の得点で先制すると、激しいディフェンスから鈴木 空がレイアップを決め、15点差とした所で大阪がたまらずタイムアウト。その後はお互いに得点を奪い合い、どちらにもいかない流れとなる。反撃に出たい大阪はハレルソン、伊藤の連続得点で一気に9点差に詰め寄る。大阪のゾーンディフェンスに対し、フェニックスの得点が止まり、苦しい時間帯が続く。フェニックスは鈴木の速攻、3ポイントで粘りを見せるも、ハレルソン、ニュービルの得点で追い上げられ、41-40と1点リードして前半終了。

3Q

大阪はハレルソンの連続得点で逆転に成功する。流れを渡したくないフェニックスは寺園のレイアップ、ハントのインサイドで同点に追いつく。ブラウンの得点、速攻で大阪に突き放された所で、フェニックスのタイムアウト。シュートが入らず重い展開の中、鈴木、イェロヴァツの得点で食らいつく。大阪に3ポイントを決められるも、イェロヴァツが3ポイント、ミドルシュートと連続得点で逆転し、61-60と1点リードして最終クォーターへ。

4Q

開始早々、大阪ハレルソンの連続得点で逆転を許すと、フェニックスは点数が入らない重い展開となる。何とか流れを掴みたいフェニックスは川嶋のアシストから津屋の3ポイント、速攻からハントの得点で粘りを見せ、一進一退の攻防となる。波に乗ったフェニックスはイェロヴァツ、川嶋の3ポイント、更に鈴木のカウントワンショットでついに逆転に成功する。何とか追いつきたい大阪はニュービル、ブラウンにボールを集め、1点差に詰め寄る。フェニックスが鈴木の得点でリードするも、大阪はニュービルの個人技からの連続3ポイントで逆転する。絶好調の鈴木の3ポイント、川嶋の得点で再逆転に成功するも、残り1秒でニュービルに得点され、90-90で延長線に突入する。

EX

フェニックスは太田の得点で先制する。フェニックスのハントが得点すれば、ハレルソンが返すシーソーゲームとなる。その後もお互いの意地と意地がぶつかり合う拮抗した展開に。大阪に速攻から得点を許し、残り30秒で3点ビハインドと厳しい状況に追い込まれる。残り15秒にフェニックス岡田が3ポイントを決め1点差に詰め寄り、大阪のタイムアウト。最後まで粘りを見せたものの、大阪に押し切られ、101-105で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

今日の相手は大阪さんということで、チャンピオンシップ進出圏内にいる強いクラブでしたが、自分たちはしっかり今日に向けて準備してきて、 選手たちもハードに100%の力を出し切って、試合を戦い抜くことができました。
また、自分たちのチームスローガン「No Regret」のように悔いなく戦えたと思います。
最終的にオーバータイムで敗戦してしまいましたが、オーバータイムを含む後半で相手にファストブレイクからのポイントを21点許してしまったので、 そこが今日の敗因の1つだと思っています。
そういった部分も含めて、今日できた部分、できなかった部分をしっかり振り返って、明日に向けて準備していきたいです。

明日も今日と同じ形でしっかり戦いたいと思います。
そして、明日はホーム最終戦ですので、いつも応援してくださってるブースターの皆さんに感謝の気持ちを込めて、勝利というプレゼントを届けたいです。

選手コメント

PG

鈴木 達也

今日はアグレッシブに行こうと考えていました。
ボールスクリーンのところで少しズレができていたので、パスよりも得点することを選択して、得点を取りにいきました。
相手はキックアウトの方が嫌がっていましたし、レーンが空いていたので、シュートを狙いにいきました。

最後は負けてしまいましたが、自分たちのやるべきことはこういうことだなと感じています。
外国籍選手も2人で、限られたメンバーの中でこういう試合ができるっていうのは自分たちの自信にも繋がると思います。
今節が最後のホームゲームなので、明日は何としてでもブースターさんに勝利を届けたいです。

Q:27得点はキャリアハイになるかと思いますが、得点面を振り返っていかがでしょうか。
A:レイアップが多かったと思いますが、いつもならパスを選んでいるところで、今日はシュートレーンが空いていたので、 緩急を付けながらパスしますよって見せといて、そのまま得点しに行きました。
相手のミスコミュニケーションからの得点だったり、最後の方は自分に寄ってきたところをパスで散らして、スコアとアシストのバランスは上手くできたと思います。