渋谷の高確率のオフェンスが止められず悔しい大敗

1Q

ハントのスティールからの豪快なダンクでゲームがスタート。渋谷のフルコートプレスに対して連続でターンオーバーを犯し、オフェンスリバウンドも奪われて、流れが摑めない。渋谷は広瀬の3ポイント、マカドゥの豪快なダンクで突き放しにかかる。フェニックスはディフェンスをゾーンに切り替えて立て直しを図るも、ボール運びで苦しみ、18-25で1Q終了。

2Q

渋谷のプレッシャーディフェンスに対してターンオーバーが多くなる。3ポイント、ミドルシュートと連続得点を許し、点差を一気に20点差まで広げられる。対するフェニックスはシュートがことごとくリングに嫌われ重い展開になる。ゾーンディフェンスで立て直しを図るもジャクソンにゴール下を支配されインサイドで得点される。前半でオフェンスリバウンドを9本、ターンオーバーを11個犯し26-47と21点ビハインドで前半が終了。

3Q

後半に入ってからも渋谷のプレッシャーディフェンスに対応できずターンオーバーを犯し、そこから得点を許してしまう。渋谷の広瀬のドライブ、マカドゥの豪快なダンクとペイントエリアで得点を重ねられ点差を30点差に広げられる。イェロヴァツが連続得点で意地を見せるも、足首の捻挫でコートを後にする。何とか粘りを見せたいフェニックスは津屋の3ポイント、ハントのダンクで追い上げを見せるも、終了間際にベンドラメに3ポイントを決められ、41-77で3Q終了。

4Q

渋谷はマカドゥのリバウンドからのカウントワンショット、フェニックスはハントのインサイド、津屋の3ポイントで得点する。フェニックスは日本人だけの戦いとなり、ゾーンディフェンスに切り替えるも渋谷の勢いが止められない。ハントをコートに戻し、太田の3連続得点、西川のドライブで得点を重ね、粘りを見せる。最後まで太田が積極的に得点に絡み存在感を見せたものの、64-105で敗退となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

昨日の敗戦が、かなり大きく気持ちの面でも影響してしまったと思います。
昨日の試合で、ラベナ選手が手を負傷してしまい、今日も限られた人数の中で自分たちのプランを遂行するのがとても難しかったです。
試合の内容を見ても悪かった部分が多く、試合中に寺園選手とイェロヴァツ選手が途中で怪我をしてしまいました。
そういった中で、試合の終盤はもう6人しかプレーできる選手がいないという難しさもあり、このような結果に繋がってしまったと思います。

Q:大変な状況の中でも戦い抜いた選手たちに、試合後はどんな声をかけましたか
敗戦後のミーティングはいつも難しくて、特に今日は41点差もついてしまいました。
試合を振り返っても、昨日できた部分や自分たちの形がほぼ今日は表現できなかったので、まずは今日の試合をしっかり分析すること。
コーチングスタッフも選手もそれぞれが、この試合から何を良くしていけるのか、そういうことを考えていこうと話しました。

選手コメント

SG

津屋 一球

SR渋谷さんのアグレッシブなディフェンスに自分たちが引いてしまって、この結果になってしまったと思います。
個人的にはスリーポイントが得意なので、今日はチャンスがあったら打っていこうと思っていて、先輩たちも打て打てと言ってくれたので、確率は良くなかったですが決めることができて良かったです。
また、これからはチームにとって、プラスになるようなシュートを考えて打てるようにしていかないといけないと感じました。