フェニックスらしい粘り強いディフェンスで終始リードする展開となるも惜敗

1Q

渋谷ジャクソンのインサイド、ベンドラメのレイアップで先制されるも、激しいディフェンスから速攻で得点、寺園のカウントワンショットで、16-4と大量リードを奪う。渋谷はケリーの3ポイント、マカドゥの得点で対抗する。フェニックスはPGの寺園がファウルトラブルでピンチに陥るも、集中力を切らさず粘り強いディフェンスから速攻に繋げたフェニックスが24-14と10点リードで1Q終了。

2Q

2Qに入ってからもディフェンスからリバウンド、速攻とフェニックスらしい試合運びで流れを渡さない。渋谷は流れを変えようとフルコートプレスでプレッシャーをかけ、フェニックスのターンオーバーを誘う。渋谷の激しいディフェンスに対し劣勢となり3点差まで詰め寄られるも、寺園の速攻、イェロヴァツの3ポイントで10点差に押し戻す。最後まで粘り強く戦ったフェニックスが45-37と8点リードで前半終了。

3Q

渋谷はケリーの3ポイントで反撃の狼煙を上げるも、フェニックスはイェロヴァツ、寺園の3ポイントで流れを渡さない。渋谷に速攻を出されるも川嶋のスティールからやり返し一進一退の攻防となる。ラベナが負傷退場するアクシデントもあり流れは渋谷へ。マカドゥの連続得点で4点差に詰められた所でフェニックスのタイムアウト。川嶋がポイントガードとなり何とかゲームを組み立てるも、渋谷の激しいディフェンスに対しターンオーバーが出て同点に追いつかれる。西川の3ポイントで息を吹き返したフェニックスが1点リードして最終クォーターへ。

4Q

フェニックスはハントのインサイド、寺園の3ポイントとテンポよく得点を重ね、リードを6点に広げる。渋谷はプレッシャーのレベルを上げてフルコートプレスで攻撃的なディフェンスを見せる。ゾーンディフェンスから速攻、イェロヴァツの3ポイントに繋げたフェニックスが9点差リードした所で渋谷のタイムアウト。西川の3ポイントで12点差までリードを広げたフェニックスだったが、残り3分でハントが退場し、リバウンドが取れず厳しい状況へ。残り2分半で11点リードするも渋谷の激しいプレッシャーを前にターンオーバーが増え、劣勢となる。残り0.3秒で逆転シュートを決められたフェニックスが80-81で惜敗となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

しっかりと最後まで40分間戦った選手たちを称えたいです。
SR渋谷さんはとても強いチームでしたが、そういう相手に対してしっかり最後まで集中力を保って、ほぼ40分間やり切ったと思います。
試合全体を通して振り返っても、リバウンドやディフェンス面では、こちらがコントロールできていたと思います。
ただ、最後残り2~3分の場面で、ポイントガードがおらず、ラベナ選手も試合中にケガをして抜けてしまった状況の中で、いくつかターンオーバーをしてしまって、SR渋谷さんに流れがいってしまいました。

Q:SR渋谷と戦うにあたり、対策を練ってきたと思いますが、どのような印象でしたか。
SR渋谷さんとの試合に向けて、オフェンス面でもディフェンス面でもかなり準備をしてきました。
今日は負けてはしまいましたが、自分たちのプランを遂行できたと思っています。
明日の試合に向けても、しっかり準備していきたいと思います。

選手コメント

PG

寺園 脩斗

残り3分くらいまで自分たちの試合ができていたのに、その3分間でこういう試合を落とすっていうのはやってはいけないことだと思っています。
ミスが出てはいけないところでミスをしてしまって、各々が人任せにしてしまっていた部分もあったので、そういうところから相手に付け込まれて、こういう結果になってしまったのかなと思います。

Q:明日のGAME2に向けて
チーム全員で切り替えて、修正できるところは修正して、明日も勝利を目指して戦っていきたいと思います。