最後まで粘り強く戦うも前半の大量失点が響き敗北

1Q

名古屋のバーレルのインサイドで先制されるも川嶋のドライブ、鈴木のアシストからハントのダンクと互角の展開に持ち込む。激しいディフェンスから速攻も出てフェニックスのペースになる。名古屋はバーレルのインサイドにボールを集め流れを渡さない。お互いに高確率でシュートを沈め得点を奪い合う。名古屋に3ポイントを6/8と高確率で決められ16-34で1Q終了。

2Q

激しいディフェンスから名古屋の得点を止め粘りを見せるも、シュート確率が上がらず重い展開に。鈴木の3連続得点で意地を見せ流れを渡さない。イェロヴァツの3ポイントも決まり13点差に縮めた所でオフィシャルタイムアウト。その後は3ポイント、インサイドと最後まで名古屋の強力なオフェンスを止めることが出来ず、37-59と22点リードされて前半終了。

3Q

連続してターンオーバーを犯してしまい流れが摑めない中、ディフェンスをゾーンに切り替え相手に的を絞らせない。イェロヴァツの連続3ポイントで点差を詰めたものの、その後が続かず、逆に名古屋に速攻を出され厳しい展開に。イェロヴァツの連続得点、川嶋のドライブで粘りを見せる。終盤にミリェノヴィッチ、川嶋のスティールから速攻でいい流れを作ったフェニックスが点差を詰めて3Q終了。

4Q

どちらにも行かない流れの中、フェニックスはハントのインサイドの連続得点、名古屋は外国籍選手の得点で点数を奪い合う。フェニックスはゾーンディフェンスを効果的に使い、速攻に繋げ17点差に縮める。西川の連続得点、イェロヴァツのカウントワンショットもあり意地を見せるも前半の失点が最後まで響き77-91で敗北となった。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

今日の試合を振り返ってみると、始まってからの最初の4分間はまあまあよかった部分があったと思います。
特にオフェンス面はよく機能している部分がありました。
ただ、ディフェンス面がソフトになってしまって、名古屋Dさんにオープンショットやレイアップを簡単に与えすぎてしまいました。
名古屋Dさんはしっかり走ってトランジションでもアタックしていたので、自分たちはタイムアウトをとってメンバーを代えて、 ディフェンスを変えながら対応していましたが、結局第1Qで17-0のランもありました。
そこの差が最終的には試合の結果に繋がったと思います。

第2Qに関しては、点差を少し詰めることができました。
第3、4Qもよかった部分もありましたが、第1Qで作ってしまった差を埋められるほどの力が十分ではなかったので、追いつくことができませんでした。
名古屋Dさんの方がタフで、ボールをしっかりシェアしてプレーをしていたので、そういう部分で敵わなかったと思っています。

選手コメント

PG

鈴木 達也

ディフェンスの部分で自分たちのやりたいことができず、なかなか遂行できませんでした。
相手にオープンなスリーポイントをイージーに打たせてしまったり、トランジションの中でのイージーなシュートやリバウンドからの得点など、止めなくちゃいけないところをなかなか止められなかったのが、今日の結果に繋がってしまったと思います。
オフェンス面ではプレーの中でみんなが積極的にリングにアタックしたり、オープンだったら積極的にシュートを打ったり、1つ1つの積み重ねだと思うので、そこは継続してやっていきたいです。
ただ、まだ限られた人数でやらなくちゃいけない状況なので、今いるメンバーでしっかりと次の試合とこれからの試合に向けて、今日の試合を糧に戦っていきたいと思います。

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