A東京のアタックを止められず大量失点を許し敗北

1Q

A東京田中の3ポイント、レイアップと連続得点で先制される。フェニックスはA東京のプレッシャーに苦しめられ、なかなかチームオフェンスをさせてもらえない。ハントのインサイド、イェロヴァツの3ポイントで得点し何とか喰らいつく。ハントの速攻からのダンク、岡田の3ポイント川嶋のP&Rからハントの連続得点で14-12と逆転に成功する。終盤にフェニックスのターンオーバーも出て3-12のランを許し18-27で1Q終了。

2Q

川嶋のP&Rを起点に攻めるフェニックスに対しA東京は田中のP&Rからのドライブで加点する。トーマスの得点、田中のレイアップで12点差に広げられた所でフェニックスのタイムアウト。その後もA東京の激しいディフェンスに対してターンオーバーを犯し16点差と突き放される。フェニックスは鈴木のプレッシャーディフェンスから連続スティールで意地を見せ32-45で前半終了。

3Q

川嶋の連続得点で先制するもA東京のアタックを止められず流れを摑めない。ハントのリバウンドからのセカンドチャンス、イェロヴァツの3ポイント、ラベナのドライブで一気に10点差に詰め寄る。流れを渡したくないA東京はトーマスのドライブ、津山の3ポイントで突き放し55-69で3Q終了。

4Q

寺園の3ポイント、川嶋のスティールから太田のレイアップで追い上げを見せる。何とか一桁差まで持っていきたいフェニックスだったが、リバウンドからのセカンドチャンス、ターンオーバーからの得点で一気にA東京ペースとなる。オフェンスでは川嶋のP&Rを起点に寺園の3ポイントでいい流れを作るもA東京にレイアップを高確率で決められ点差を離される。最後までA東京の洗練されたオフェンスを止めることが出来ず94-76で敗北となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

今日の試合はとても大切な試合でした。
A東京さんはチャンピオンチームですし、そういう意味でも大切な試合でしたが、試合全体を考えた時、A東京さんよりも集中力が欠けてしまったと思います。
特に第1Qは9点ビハインドになってしまったところは完全に集中力が欠けていました。
第2Qは第1Qよりもよかったですが、A東京さんのペースでプレーをさせてしまいました。
ポゼッション数が大体73くらいで、それはA東京さんのリズムで試合が進んだことを意味していて、タフさ、集中力、シューティング力、全ての面でA東京さんの方が上にいました。
唯一よかった点としては、ボックスアウトの部分です。A東京さんに許したオフェンスリバウンドが6本でしたので、よかったと思います。
試合全体を見たときにオフェンスの面であまり早い展開に持って行けなかったことが敗因だと思っています。

選手コメント

C/PF

カイル・ハント

何人かの選手はいいプレーができていた部分もありましたが、全体を見た時に全員がソフトにプレーしてしまったと思うので、 ホテルに戻ったら今日の動画を見て、明日に向けて準備をしていきたいと思います。

Q:前節から続いて28得点の活躍。良くなってきた要因は何でしょうか。
A:チームにアジャストできていることが1番の要因です。
もちろんチームメイトとも、コーチともしっかりコミュニケーションをとっていく中で、自分のプレーが出せているのではないかと思います。
新型コロナウイルスの関係で8ヶ月プレーできていない時期もありましたので、まだ体をもとに戻している状態ではありますが、徐々にいいプレーができているという実感はあります。

Q:明日の試合に向けての意気込み
A:個人としてもチームとしても、明日の試合に向けて今日の試合をしっかり反省する必要があります。
明日はいい内容で、A東京さんを相手にプレーしたいと思います。