粘り強く戦うも最後まで流れが掴めず敗戦

1Q

川嶋の華麗なレイアップからゲームがスタート。島根はトラビスのインサイドにボールを集め早々にハントをファウルトラブルに追い込む。速攻も出て島根ペースの出だしとなった。ラベナのドライブ、イェロヴァツの得点で逆転に成功するも島根のインサイドを止められず拮抗した展開に。川嶋が4スティールと存在感を見せたものの18-20と2点ビハインドで1Q終了。

2Q

島根の外国籍選手の連続得点で先制され8点差に広げられてフェニックスのタイムアウト。粘り強いディフェンスからラベナ、イェロヴァツの得点で徐々に点差を詰める。川嶋のスティールから速攻を試みるも得点に繋がらない。ミスマッチからインサイドの得点を重ねられ、フェニックスの10点ビハインドで前半終了。

3Q

3Qに入ってからもトラビスのインサイドが止められず、フェニックスにターンオーバーも出て16点差に広げられる。何とか得点に繋げたいフェニックスは鈴木の3ポイント、イェロヴァツのフリースローで加点し流れを掴む。しかし、ディフェンスで噛み合わずペイントエリア内での得点を許してしまい14点差で3Q終了。

4Q

早い段階で点差を縮めたいフェニックスは、ラベナのドライブ、イェロヴァツの3ポイントで10点差に詰め寄る。トラビスの得点で返されるも川嶋のジャンプシュート、ハントのリバウンドからの得点で11点差としてオフィシャルタイムアウト。粘り強いディフェンスで意地を見せるもオフェンスリバウンドを連続で奪われてしまう。イェロヴァツ、川嶋のフリースローで少しずつ点差を詰め、ハントのポストプレーで5点差に詰め寄る。最後まで粘りを見せたものの一歩及ばず74-81で敗戦となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

ハードに戦い、本日勝利した島根さんを賞賛します。
フェニックスの選手たちもしっかり戦ってくれましたので、そこは評価したいです。
本日の決め手が何だったかというと、オフェンス面でもディフェンス面でも、どちらのチームがタフになれたかだと思います。
フィジカルにプレーすることは、勝利に対する強い気持ちが表れていることだと思うので、それが島根さんのが上だったと思います。
スタッツを確認しても、島根さんと違いがあるのはフィールドゴールパーセンテージだけだと思います。
試合の早い段階で島根さんのプレッシャーにアジャストできなかったという部分が敗因として挙げられます。
結果的に試合の最初から最後まで、島根さんにコントロールされてしまったので、完全に島根さんのペースで試合が進みました。
自分たちに大切なことは11日(水)にホームゲームが待っているので、しっかりリカバーすることです。
11日(水)の大阪戦も大事な1試合になると思うので、しっかり集中していきたいと思います。

選手コメント

SG

サーディ・ラベナ

まず、負けてしまった原因は島根さんの方がフィジカルにプレーしたからだと思います。
カイル・ハント選手が前半の早い段階でファウルが2つになってしまい、自分たちがなかなかタフにディフェンスできませんでした。
また、ファウルの数が多く、自分たちがなかなかアタックできなかったので、島根さんに多くのフリースローを与えてしまったのも敗因だと感じています。