アグレッシブなディフェンスで流れを掴むも、広島のインサイドを止められず敗戦

1Q

広島は田中の2本の3ポイント、三遠はイェロヴァツの2本の3ポイントと空中戦での立ち上がりとなる。その後は粘り強いディフェンスから速攻、ノーマークシュートといい流れを作るもシュートが入らず重い展開に。エチェニケのオフェンスリバウンドからの得点、朝山の3ポイントで突き放され、流れが掴めないまま10点差で1Q終了。

2Q

フェニックスはエチェニケに対してダブルチームを仕掛け、思うようにプレーさせない。イェロヴァツ、ミリェノヴィッチの得点、太田のゴール下の得点も出て10-0のランで一気に28-28の同点に追いつく。その後は点数を取り合い、33-35と2点ビハインドで前半終了。

3Q

粘り強いディフェンスからタフショットを打たせるも、エチェニケにオフェンスリバウンドを奪われ得点を許す。フェニックスは鈴木のアシスト、ドライブからゲームを作る。イェロヴァツの3ポイント、速攻から鈴木がカウントワンショットで逆転に成功する。その後は一進一退の攻防になるがフリースローも決められず流れを掴めない。終了間際にケネディーに3ポイントを決められ5点ビハインドで3Q終了。

4Q

お互いに得点を奪い合い、どちらにも流れがいかない緊迫したシーソーゲームに。7:40で4ファウルの太田を投入し勝負に出るもエチェニケのアタックに対しファウルを犯しファウルアウトとなる。ミリェノヴィッチの得点で追いすがるもエチェニケのリバウンドからの連続得点でリードを12点差に広げられる。攻めのディフェンスで広島から21個のターンオーバーを奪うも最後までエチェニケのインサイドを止められず、67-76で試合終了となった。

ヘッドコーチ コメント

ヘッドコーチ

ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ

広島にチームとして戦いに来ました。
というのも、成績があまり良くない状況で、なんとかそのきっかけを掴みたいという思いで広島に来たのですが、前半を総括するとまあOKといった出来になります。
特に最初の3分間入りが悪くて、オフェンス面で硬くなってしまったので、そこを改善していきたいです。
そのあと、ディフェンス面が向上したので前半はイーブンな形で終えることができたと思います。
後半に関しては、もっとアグレッシブに、そして早いバスケットを展開したかったのですが、広島さんの方が逆にそれができてしまっていたので、それが今日の反省点になります。
ゲームは途中までタイゲームでしたが、#8 太田敦也選手がファウルトラブルになってしまったところからジワジワと離されてしまったので、そこは課題として残ります。
まずは広島さんと自分たちがしっかり戦ったことを讃えたいです。
その上で今日の試合を振り返ると、もっと早いペースで多くのポゼッション、多くのシュートを打つ必要があると思うので、それが明日に向けての課題となります。
明日の試合に向けてリカバーする時間があまりありませんが、しっかり全員が身体をリカバーして、いいプレーがもっとできるようにと思っています。

選手コメント

PG

ネナド・ミリェノヴィッチ

今日はタフで、とてもフィジカルなゲームでした。
タフなゲームでしたが、得点をもう少し取りたかったです。
そして、アウェー戦というタフな状況を経験できたと思います。