後半大奮闘するも2Qのロースコアが尾を引きリベンジならず

全体

【1Q】
河村、ドジャー、西川、菅野、クラフツォフでスタート。開始早々エアーズにゴール下を奪われるが、河村がインサイドアタックで応戦。再びドライブから技ありのレイアップを奪うも、昨日から絶好調の齋藤にレイアップ、ウォーカーに3Pシュートで迎撃される。すぐさま河村が3Pシュートを返上するが、齋藤、ウォーカーに得点を奪われ7-13と点差が縮まらない。両チーム無得点が続く中、クラフツォフがミドルを決めると、激烈なシーソーゲームが勃発。寺園がゴール下、川嶋が3Pシュート、ドジャーが3Pシュートとバスカンで得点を重ね、18-21で2Qへ。

【2Q】
シェーファーにリバウンドで先制されるも、鈴木が3Pシュートを返上。勢いに乗りたいところであったが、滋賀の堅守と戻りの速さに翻弄され、得点が止まってしまう。ウォーカーにレイアップ、谷口に3Pシュート、狩俣に連続でゴール下を許し21-32の11点ビハインドでオフィシャルタイムアウトに。再開後もリバウンドからのセカンドチャンスを与え続け、エアーズ、佐藤に連続得点を献上。河村が渾身の3Pシュートを沈めるも、エアーズにブザービーターの2Pを返され25-42の17点ビハインドで後半へ。

【3Q】
ゴール下に飛び込んだ河村が華麗なローポストプレーで先制。続いてドジャーがミドルとフリースローで迎撃し30-42と点差を縮める。タイムアウト後、エアーズ、齋藤、高橋に得点を許すが、河村が3Pシュートで流れを呼び込むと、菅野がコーナー3、西川がフェイダウェイとコーナー2、川嶋がミドルをゲット。アウトが決まり始めると、川嶋のナイスアシストからドジャーがゴール下、直後にフリースローを沈め47-56の9点ビハインドに迫る。終了間際、西川がバスカンを決めきり50-60でファイナルQへ。

【4Q】
齋藤にフリースローで先制され、エアーズにゴール下を奪われるも、太田が技ありのゴール下、寺園が3Pシュートで追撃。滋賀の激しいディフェンスに河村のアシストが阻まれる中、伊藤、ウォーカー、齋藤に得点を献上。西川がコーナー2、スティールからドジャーがレイアップで応戦し59-73でオフィシャルタイムアウトに。再開後、齋藤にバスカン、3Pシュートを決められるが、ドジャーと岡田がインサイドで迎撃。終了間際、河村がフリースロー、ファストブレイクを決めきるも67-83で試合終了。リバウンドの強化が連敗脱出への鍵となろう。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ代理

鹿毛誠一郎

(試合を振り返って))
2Qのところでオフェンスリバウンドを取られて、昨日の課題であったリバウンドからの得点を与えてしまったので、そこが全てだったと思います。後半の頭、気持ちを入れて入りましたけど、前半あの状態だったのでどうしようもなかったという状態です。やはり40分間気持ちを入れて戦わないと勝てないので。昨日は後半、今日は前半、やっぱり弱い部分が出てしまうので、そこを改善していきたいと思います。

(第3Qは三遠の時間となりましたが具体的にどこが良かったのか?)
気持ちを入れてプレッシャーをかけて、ディフェンスから速い展開に持って行けたので。その状態を40分間維持しないとウチは戦えないかなと思います。

選手コメント

PG

河村 勇輝

(試合を振り返って)
昨日の反省点として、色んなことをチームで話し合って入りからしっかりやっていこうという話はしていたんですけど。入りは自分も積極的にシュートを狙っていって、悪くはないなっていう風には思ったんですけど、2Qあたりからだんだんと相手の流れになって、そのままずっと流れを上手く断ち切れずに試合が終わってしまったという印象です。

(チーム最多19得点とFG%も70%と素晴らしいスタッツですが、自身のベストショットは?)
特にこのシュートは、というのはあんまり無いんですけど。昨日色々2ポイントのところでちょっとタフショットになってしまった部分があって、それを反省して個人としてちゃんとしたシュートを打てる状況でしっかりと打っていこうという自分の中で考えがあったので。そういったところでFG%を上手く昨日の試合から改善できたところは自分としては良かったかなっていう風に思っています。

(第2Qのクラッチタイムでの見事なステップバック3ポイントに関しては?)
自分としては手応えを感じるシュートでもありました。でもそれは勝利にきっちりと結び付いているシュートかと言われるとやっぱり負けているので。そういったところをしっかりとチームで考え直してやっていかないと勝てないんじゃないかなと思います。

(自身のプレー、特にシュートに関して今日はどのようなことを意識してゲームに臨んだのか?)
ここ最近凄く周りの選手を活かしてやっていかないといけないとか、自分のシュートもっていうところで、凄くプレー的なもので迷いながらやっていた部分がここ何試合かあって。そういったところを昨日井手口先生と連絡を取って色々話したり、親とも話したりみたりして。やっぱり思い切ってやらないとシュートもパスも上手くいかないっていう風に井手口先生にも親にもアドバイスを受けたので。前半から打つ時は打つって決めて打つとか、パスするって決めたらちゃんとしっかりとパスをするとか、そういう思い切りのところを意識して今日は出来たので、そういったところが個人的な%であったりスタッツに繋がったんじゃないかと思っています。

(アウェー戦でも大観衆の前でプレーするプレッシャーはあったか?)
コートに立つことも、ホームであったりアウェーであったり、そういった全てのことが自分としては初めてのことで凄く良い経験になっています。それでもやっぱりホームとかアウェーとかそういうのを関係せずに、しっかりと自分の意志を持ってプレーすることが大事なんじゃないかなっていう風に思っています。