40分間続いた意地と意地のぶつかり合い!猛追を見せるも5点届かず

全体

【1Q】
ドジャー、寺園、岡田、西川、グラッドネスでスタート。加藤にゴール下を先制され、金丸にバックシュートを献上。だが、お返しとばかりに西川が3Pシュート、ドジャーがレイアップを沈めて5-4とリードを奪う。両チーム無得点が続いた後、ガードナーにゴール下を決められ逆転されるが、すぐさまドジャーがフリースロー、太田がミドルジャンパーを連続で沈め11-6とリードを広げる。その後も太田が気合いの追撃を見せ、13-11の2点リードで1Q終了。

【2Q】
川村に3Pシュートで先制されるが、岡田がフリースローと芸術的なバックシュートを沈め、17-16とリードをキープ。ところが、ガードナーにゴール下のタフショットをねじ込まれると、川村にレイアップ、長野にジャンプシュート、再びガードナーにレイアップ、シモンズにフックシュートと、立て続けに失点。17-26と逆転されてしまう。だが西川がコーナー3で迎撃すると、グラッドネス、ドジャーがロングシュート、鈴木が速攻からタフショットを決め、26-30の4点ビハインドで後半へ。

【3Q】
金丸にフリースローで先制、続けてロングシュートを奪われ、ガードナーにフリースロー、加藤に2Pを献上し27-38の二桁ビハインドに。岡田が素早いドライブからレイアップを沈めるも、金丸の攻撃力が爆発し、ミドルジャンパー、ファストブレイクからのレイアップ、フェイダウェイシュートを沈められ29-44と点差を広げられる。だが、菅野がリズムの良い3Pシュートを決めると、復帰初戦のドジャーがロングシュート、ゴール下、3Pシュートで猛追撃し、39-50の11点ビハインドでファイナルQへ。

【4Q】
ドジャーがミドルジャンパーで先制。直後に芸術的なターンアラウンドシュートを沈めると、岡田、西川が果敢にインサイドへアタックし、グラッドネスがバスカンをゲット。西川が3Pシュートを沈め49-53の4点ビハインドに迫るが、ガードナーにゴール下、川村に3Pシュートを返され再び引き離される。だが絶好調のドジャーが3Pシュート、バスカン、三河の5ファールからグラッドネスがフリースロー、ゴール下を奪うと、西川が渾身の3Pシュートを決め、残り22秒で61-62の1点差に迫る。熾烈なファールゲームの末、61-66の5点ビハインドで惜敗したが、チームは今季最高の一体感を見せた!復活の炎は勢いを増して燃え上がっている!

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

河内修斗

平日開催にも関わらず本当に多くの方が会場に詰め掛けてくれて、凄く良い雰囲気でバスケットが出来て幸せでした。その中でやっぱりまだホームで1勝出来ていないのは、本当に申し訳ないなと思っています。次もホームが続きますので、次こそは1つ取れるようにチームでまずは良い準備をしていきたいと思っています。
チームの方は、帰ってロッカールームでも言ったんですけど、少しずつチームとして機能してきていますし、メンタル的にもチームで戦おうというところが凄く出てきています。負けて凄く悔しいですし、申し訳ない気持ちがあるんですけども、チームとしては成長していると感じています。

選手コメント

PF

ロバート・ドジャー

(日本復帰初戦となりましたが振り返って)
今日戻って来て本当に良いゲームが出来たんじゃないかなと思います。自分自身も楽しめたゲームでした。その中で特にディフェンスのところでは、ポジティブな部分がたくさん出ていた試合だったと思います。チームとしてディフェンスを遂行できたところはとても評価できると思います。
オフェンスのところでは、前半もうちょっとシュートが当たっていればなというシーンがありました。ただ、それはゲームの一つなので、そういうことは良くあることだから。だけどもディフェンスのとこでポジティブな部分があったので良かったと思います。

(1年ぶりのフェニックスのホームアリーナでのプレーはどうでしたか?)
久々に帰ってきた豊橋のアリーナは、本当にとても素晴らしかったです。いつも見ていたブースターさんたちもたくさん来てくださっていて、本当に嬉しく思いました。皆さんの前でプレーが出来ることを本当に幸せに今日感じています。その中でまだまだ自分たちはホームゲームが後半多くなってくると思うので、本当に皆さんのサポートというものが必要になってくるので、また引き続き会場に来て応援していただくことは自分たちの力になることなので、今後も応援よろしくお願いします。

選手コメント

SF

西川 貴之

(今日の試合を振り返って)
お互いあまり1Qから点数が入らなかった試合だったんですけど、ディフェンスで粘れたので失点を少なくすることが出来ましたし、僕らのやりたいバスケットは出来た部分はありました。ただ、やっぱりシュートがあまりにも入らな過ぎたので、結果勝てる試合を落としてしまったかなと思っています。

(初勝利の後の大事な一戦だったと思いますが、チームとしてどのような部分をフォーカスして今日の試合に臨んだのか?)
この間1勝してからチームの士気っていうのは上がっていると思いますし、今日三河さんとやるにあたって、やっぱりガードナー選手をどうやって止めるかというのが一つポイントだったので、そこをしっかり徹底して臨んだんですけど。結構タフショットも入っちゃったので24点取られてますけど、ある程度良い流れで守れたので。ディフェンスに関しては良い遂行力だったのかなという風に思います。

(西川選手にとっては古巣との対戦が続きましたが?)
とにかく今は、古巣だから良いプレーをしたいっていうのもあるんですけど、チームにとって1試合1試合勝つというのが求められているので、相手がどこであってもまず勝ちたいというのが一つなので。そこはそんなに意識しなかったです。

(残り21秒で1点差に迫る3ポイントを決めましたがこのシーンを振り返って)
今日はあんまりシュートタッチが僕自身良くなかったんですけど、そこで打たないで逃げてしまえば何も変わらないので、しっかり自分が決めきってやろうという形で打って結果入ったので。自分で打ってやろうと思っていました。