中地区首位の川崎と接戦するもエナジー尽きて惜敗。全身全霊でリベンジに挑むべし。

全体

【1Q】
イーバンクス、寺園、ゴーバン、西川、菅野でスタート。熊谷に3Pシュートで先制されるも、すぐさまイーバンクスが3Pシュートを返上。ゴーバンがゴール下と3Pシュートを決め、6-10とリードを奪うが、ファジーカスに連続で得点を奪われ18-12と逆転される。直後、ターンオーバーからヒース→熊谷にアリウープを献上。カルファニ、ファジーカスに得点を許すも、イーバンクスが3Pシュートのブザービーターを沈め、25-17の8点ビハインドで1Q終了。

【2Q】
大塚に3Pシュートで先制、続けてカルファニに3Pシュートを決められ、31-19と二桁ビハインドとなるが、イーバンクスがゴール下のタフショット、岡田が2Pを奪い、猛追を開始。イーバンクスが連続で3Pシュート、パスカットから川嶋が自ら3Pシュートを沈め、35-32と一気に3点差まで詰め寄る。その後、ファジーカスにロングの2P、篠山と辻に3Pシュート、ヒースにダンクを奪われるが、川嶋がペネトレイト、イーバンクスが3Pシュートで応戦し、45-42の3点ビハインドで後半戦へ。

【3Q】
篠山にフリースローで先制されるも、西川がコーナー3を沈めて2点差に。直後ヒースが3Pシュートを返上、寺園が返す刀でゴール下を奪い、イーバンクスがフリースローを沈めて50-49の1点差に詰め寄る。その後、激烈なシーソーゲームが続く中、イーバンクスとゴーバン、大塚とファジーカスの3Pシュート争奪戦が繰り広げられ、70-59の二桁ビハインドに。太田がゴール下のタフショットを沈めるも、大塚にブザービーターの3Pシュートを返上され、73-61の12点ビハインドでファイナルQへ。

【4Q】
菅野が3Pシュートで先制するも、藤井にコーナー3とレイアップ、大塚にコーナー3を奪われ81-64の17点ビハインドに。タイムアウト後、イーバンクスがタフショットをねじ込みバスカンをゲットするが、藤井にミドルの2P、カルファニにダンクを決められ流れに乗り切れない。イーバンクスが7m超えの3Pシュート、川嶋のアシストからダンクを沈めるが、藤井にゴール下、ヒースにダンクからバスカン、カルファニにコーナー3を奪われ、チームエナジーが奪われていく。寺園、ダシルバが渾身の3Pシュートを沈めるが、点差を埋められず97-80で敗戦。チーム一丸となり、ハイエナジーでリベンジを完遂せよ!

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

河内修斗

先週の大阪戦も含めて3試合とも前半は良いバスケットが出来ているので、ここを40分戦えるチームにまずはすることだと思っています。チームとしてはまだステップ1の状況なので、その中で選手は良く戦ってくれています。チームがもっと一つになって選手たちが気持ちよく良いバスケットを出来るように、また明日もアウェーでタフな試合になると思うんですけども、チーム一つで戦っていきたいと思います。

(3試合HCとして指揮をとって、前HCから変えたところは?)
基本的に全てです。オフェンスもディフェンスも変えました。特にメンタル面、チームで戦う姿勢、そこを一番改善しなければいけないポイントだと思っています。まだその癖は抜けていないのですが、勝利に向かってやるしかないので、やれることをやっていきたいと思っています。

(ステップ1の状況とのことですが、HC自身が考えるチーム像は?)
ディフェンスから走るバスケットというのがフェニックス伝統のバスケットですし、そこを目指してやっていきたいと思っています。

(負けが続いている中でも評価できる部分は?)
前半戦えるチームになっていますので、まずその20分間。もう10分、もう10分、プラスして行くっていう段階になっていますので、今のところは20分しっかり戦えるチームになっているという部分だと思います。

選手コメント

SG

岡田 慎吾

今シーズン自体の課題として3Qで我慢できなくなって、点差が開いてそのままズルズルという展開が続いているので。そこがまだまだアジャストし切れていない試合でした。

(今シーズン勝てていない要因をどう捉えているか?)
ディフェンスに対してのマインドがもっともっと。比重がもっとディフェンスに気持ちを向けるべきだなと思っています。いつも100点近く取られるゲームばかりなので。それに対して僕らは110点、120点取れるオフェンスはしていないので。そういうチームでは無いので。そこにディフェンスでもっと相手を60点台、70点台に抑えて勝つっていうのが僕らがそこにプライドを持ってやっていたので。そこが今甘いなという風に感じています。

(オフェンス面では外国籍選手に偏っている印象を受けますが?)
HCが変わって、システムが変わって、まだまだ練習をしている期間も短くて難しい部分もあるんですけど。そういう動きの中で今日で言えばイーバンクスが当たっていたので、そこをみんなで見ながら、でもそこに頼らないようにというのはチームの中では話してはいました。やっぱりそこに(ディフェンスが)寄るので。そこで寄って捌いてくれた時にいかにアタックするか、決めきるかというのが大事かなと思います。

(河内HCに変わって、一番の変化は?)
ディフェンスの約束事がガラッと変わりました。単純に相手のボールマンに対してのプレッシャーの強度もそうですし、細かい部分全部変わりました。オフェンスも変わりました。

(岡田選手から見た河内HCは?)
柔らかく見えて芯が通っているというか、自分がこうしたいという考えがしっかりあるコーチなので。そこは信頼して付いて行きます。勝たせてあげたいです。

(まず1勝を挙げるために岡田選手個人としてどのようにアクションしていくか)
オフェンスがどうしてもみんな上手くいかないっていう風に思ってしまいがちなんですけど、そこをしっかり舵をとって。そうじゃなくてまずディフェンスでしっかり約束を守って、チームの約束事を遂行して、そこからオフェンスが繋がるんだよっていうのをしっかり。そういうマインドにしていかないと勝てないなとは思っています。

(明日の試合に向けて)
特に後半の粘りが全然無いのでそこをしっかり。今システムどうこうじゃなくて気持ちで食らいついていかないとどうにもならないので。まずはその3Q、4Qで下を向いてしまう時間があるんですけど、そこでもうひと踏ん張りできるように鼓舞したいなと思います。