黒星スタートするも、チームの調子は確実に向上している。明日の再戦は期待大!

全体

【1Q】
イーバンクス、寺園、川嶋、ゴーバン、西川でスタート。両チームリズムに乗りきれぬ中、本日がデビュー戦となったゴーバンが、インサイドに切り込み豪快なダンクで先制点を上げる。すぐさまアームストロングにダンクを返上されるも、寺園が3Pシュートを決め、ゴーバンが連続で2Pを奪取、キックアウトから寺園が2本目の3Pシュートを決めて、10-12と2点リードする。だがその後はイージーミスから失点を許し、22-15で第1Qを終える。

【2Q】
名古屋の固い守りに阻まれる中、菊池にレイアップを押し込まれて先制され、張本にゴール下、小林に3Pシュートを許し、29-15と点差を広げられる。タイムアウト後も、イージーターンオーバーからレイアップで得点を許す、という悪い流れが断ち切れず、西川が3Pシュート、ゴーバンが2Pを決めるも、直後に返上されてしまう。前半だけでターンオーバーを9回記録し、47-26と21点ビハインドで前半を終える。

【3Q】
開始早々、イーバンクスがフックシュートで先制点を決めると、そこから怒涛の攻撃が始まる。イーバンクスが3Pシュートを3本、ゴーバンがバスカンを決め、50-39と一気に11点差まで詰め寄る。ところが、バーレルに2Pを許し、パスミスを突かれて中東にダンクを決められると、主導権は名古屋へ。残り9秒菅野がタフな3Pシュートを決めるも、中東に3Pシュートのブザービーターを返上され、65-48と点差を3点詰めて最終Qを向かえる。

【4Q】
川嶋がゴール下でのジャンプショットを決めて先制すると、攻守のリズムが噛み合い始め、太田→ゴーバンの連携、イーバンクスが2Pと連続得点。主導権を握り、67-56と11点差に縮めてタイムアウト。再開後も、本日の主役ゴーバンが連続で2Pを決め、西川、川嶋が3Pシュートを沈めて、70-65の5点差まで詰め寄る。残り1分11秒、このまま逆転と行きたいところだったが、チームファールによるフリースローを連続で与えて失点し、75-65で試合終了。3Q、4Qのようなエナジーが整えば、明日のリベンジは成功するだろう。

ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

ブライアン・ロウサム

ファーストハーフで名古屋さんが激しい強度でプレーして相手が良いゲームをしたと思います。ただ、セカンドハーフで自分たちがカムバックできるきっかけを作ることができ、4Qのようなエナジーはとても良かったと思います。

(結果がなかなか出ない状況が続く要因は?)
一つの要因としては色々なミステイクが起きていることです。オフェンスのターンオーバーもそうですし、ディフェンスのところで小さなミステイクが起きていたり、特に今日のファーストハーフでは、そういうところが多く出てしまって、自分たちがセカンドハーフでカムバック出来たのですが、やはり勝ち切るためには差が開きすぎた内容だったと思います。そういったところが今勝ち切れていない要因だと思っています。

(現状を打開するためには?)
改善しなければならないのは、今日の4Qのようなファイトした展開を1Qから展開していかないと。ミスが多かったりすると締まったゲームにならないので。すべてを相手に持っていかれる今日の最初のような内容になってしまうので、ミスを必ず減らしていき、締まったゲームにしていくことが今直さなければならないところだと思います。

選手コメント

C

ジェシー・ゴーバン

今日の内容としては良い部分と悪い部分があったんですけど、自分の仕事としてはよく頑張ったんじゃないかと思います。自分がどういうことが出来るのかを皆さんに見せることが出来たと思っています。明日はもっと今日の最後のようなエナジーをもって必ず勝ち切りたいと思っています。

(ダブルダブルのデビューとなりましたが?)
自分個人としては、まず3ポイントを決めきらないといけなかったと思います。リバウンドも取れるところももっとあったと思っています。自分のことに関してはそこだけなんですけど、やっぱりまず試合に勝ちたいです。自分が何点、何リバウンド取ろうが関係なしにまず勝つということにこだわってやっていきたいです。