第3Qに30得点とオフェンスが爆発。最後までリードを守りきり、20点差でホーム連勝を飾る。

1Q
田渡のブザービーター3点打でリードを広げる

ジョシュ、川嶋、岡田、鈴木、ウィリアムでスタート。立ち上がりから横浜にオフェンスリバウンドを立て続けに取られ、開始38秒、ファウルからフリースロー2本で先制される。その後イージーに失点するが、岡田→ウィリアム、鈴木→岡田のジャンパーで連続得点。横浜をタフショットに封じると、川嶋のスティールから岡田が速攻レイアップ。リズムを作っていく。その後連続失点し残り6分12秒で6-8と逆転されるが、川嶋が技ありのドライブを決め、さらに川嶋が体を張ってスティールすると鈴木→ジョシュとつないでファストブレイク。10-8と再逆転し横浜はタイムアウトを取る。その後なかなかシュートが決まらず、ゴール下を制されて失点するが、田渡が交代後すぐに3Pシュートを沈めるなど、中盤も1ゴールの攻防に。しかし終盤はタフな守備で失点を封じ続け、鈴木→ウィリアムのジャンパーや寺園→田渡の3Pシュートで加点。同21.2秒にボーナススローを与えるも、川嶋のタフなキックアウトから田渡が3本目となる3Pシュートを沈め終了ブザー。23-18と5点リードで第1Qを終える。

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2Q
中・外とバランスよく得点を重ね15点差をつける

開始17秒、太田とのピック&ロールから寺園がドライブで先制する。すぐさま横浜・細谷に3点打を許すが、その後は失点を封じ続け、太田→寺園の3Pシュートや、ジョシュ→太田のバックカット、田渡→太田の速攻ジャンパーで連続得点。残り6分38秒で32-21と11点差をつける。その後ゴール下1on1から失点するが、田渡のキックアウトから長谷川が3Pシュート。さらにジョシュがミドルを沈め、37-25の12点リードでオフィシャルタイムアウトに入る。その後、寺園とウィリアムのピック&ロールを起点に得点するが、横浜・コストナーの勢いを止められずファウルも奪われ失点。同2分32秒にはコストナーにバスケットカウントも奪われ、点差を1桁に戻されタイムアウトを取る。しかし終盤はファウルなしに失点を抑え、ジョシュのティップインや岡田とジョシュのゴール下での合わせで得点。さらに同8秒、鈴木が3Pシュートを沈めてタイムアップ。このクォーターで25-15と10点差をつけ、48-33とリードを15に広げて前半を終える。

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3Q
攻守で主導権を握り30得点と荒稼ぎ

開始26秒、ジョシュが高速スピンムーブで先制。すぐさま横浜・川村に3点打などを許すも、ウィリアムがパワープレーから連続得点。リードを守る。その後横浜に個人技から3Pシュートなどを許すが、ウィリアム→ジョシュのダンクなどで応戦。残り6分4秒で59-43と流れを渡さない。中盤はさらに攻守の勢いを加速させ主導権を支配。相手ファウルやミスを誘い続け、川嶋のジャンパーやジョシュ→鈴木の速攻3Pシュート、ジョシュ→ウィリアムの速攻レイアップで得点。さらに岡田のカットインやジョシュのバスケットカウント&ワンスローで畳み掛け、連続14得点のラン。同2分35秒で73-45とこの日最大の28点差をつける。その後は横浜のインサイド陣にペイントエリアを制されるが、田渡が緩急をつけた技ありのドライブから得点し、同20秒には太田がミドルジャンパーで加点。このクォーターで30-18と得点を稼ぎ、78-51と27点リードで最終クォーターに入る。

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4Q
我慢が続く展開となるが横浜の巻き返し許さず2連勝

開始49秒、横浜・モリスにフリースロー2本で先制される。その後シュートが決まらず我慢が続くが、相手ターンオーバーからチャンスを作ると、田渡のキックアウトから寺園がコーナースリー。速い連係からダンクを許すも、寺園との合わせからウィリアムが得点。残り7分15秒で83-55と28点差をキープする。しかし再びゴール下を制され連続失点。ジョシュがドライブで応戦するも、横浜・橋本に3点打。長谷川が勢いに乗ったドライブで得点するが、ファウルからフリースローを献上。点の取り合いとなり、87-63の24点差でオフィシャルタイムアウトに入る。その後も勢いを増した横浜の攻守に苦戦し、横浜・田渡のジャンパーなどで失点。寺園が果敢なドライブで得点するも、ゴール下の連係やフリースローを許して失点。横浜の猛追に我慢が続く。終盤、同1分34秒にダシルバのアシストからウィリアムが得点。セカンドチャンスから横浜・田渡に失点するも、第3Qでつけた大量リードは横浜の巻き返しを許さず、94-74の20点差で快勝。ホーム2連勝を飾り、今季対横浜戦を5勝1敗で終えた。

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ヘッドコーチ

ヘッドコーチ

藤田弘輝

嫌な流れもとくになく、終始フェニックスらしいバスケットができたと思っています。今シーズン、ホームで勝てていなかったですし、この2試合、豊橋で勝てたことが素直に嬉しいです。次のホームゲームが、前節でエナジーが足りなくて負けてしまった川崎さんとの対戦なので、同じ過ちを繰り返さないようにしっかり準備していいエナジーを持ってホーム最終戦の川崎さんに挑みたいと思います。
(その川崎を含め、残りは、三河、富山。地区優勝やCS出場が懸かったチームとの対戦で、気持ちの部分がさらに重要になる。そこに向けてどうモチベーションを高めていくか)
勝つことが僕たちの仕事で、可能な限り多く勝たないといけない。そのモチベーションを保ち続けることがプロとして当然なので、僕らコーチ陣も含めて、選手一人ひとりが結果を出さないといけない覚悟を持ってシビアに1試合1試合戦っていきます。それと関係する部分ですが、まったく同じメンバーで来シーズンはやらない点もプロの現実の世界なので、今のメンバーみんなでバスケットを楽しむ心を忘れずにやっていきたいと思います。

選手コメント

SG/SF

長谷川 智伸

昨日、今日と勝ち切れたというのは大きいですが、チームとしてずっと高いインテンシティーを保ち続けられないというのがいまだに課題としてあります。そういう意味では、今日は高いインテンシティーを最後まで持って戦えたのかなと思います。10点、15点リードした時にまた追いつかれちゃうというのが昨日もあったので、リードした時にあと一歩も二歩も引き離せるようにギアをさらにあげて、残り5試合を戦い抜きたいと思います。今節で残留を決められたことは正直ホッとしています。

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