一進一退の拮抗勝負を続けるが、最終クォーターで失速。小さな綻びが失点につながり、2月のアウェー戦を1勝3敗で終える。

1Q
バランスよく得点しリードするも、終盤に接近される

GAME1同様の布陣でスタート。開始27秒、川崎・ファジーカスに先制され、続けて3点打を献上するが、すぐさま、川嶋がバックカットで得点。川崎・マクリンにフリースロー1本を許すも、ジョシュがオフェンスリバウンドを押し込み、速い展開からジョシュがジャンパー。残り7分9秒で6-6の同点に追いつく。さらに田渡がスティールからファウルを奪いフリースロー2本を加算。続けて鈴木もフリースロー2本を沈めて連続8得点。4点リードを奪う。その後3失点するが、相手ゾーンディフェンスを崩し田渡が3Pシュート。さらに川嶋がフェイダウェイショットを沈め、同5分3秒にはジョシュがスティールから速攻ダンク。17-9とリードを広げると川崎はタイムアウトを取る。その後失点するも、川嶋がスティールを田渡につないでファストブレイク。さらに鈴木がドライブで切り込み8点差を保つ。しかし終盤、個人技やオフェンスリバウンドを許し連続5失点。同1分52秒で21-18と1ゴール差に迫られタイムアウトを取る。その後相手ミスを誘ってチャンスを奪い、ジョシュがステップバックジャンパー。しかし終了間際にゴール下を崩され失点。23-20と3点リードで第1Qを終える。

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2Q
シュート精度が上がらず3点リードを許す

立ち上がりの守備をタフにしのぐも、開始51秒、川崎・ジュフにドライブから先制、1点差にされる。その後軽快なパス回しからジョシュが得点。しかし川崎・ファジーカスに3点打を許し、続けてセカンドチャンスから失点。残り7分51秒で25-27と逆転されタイムアウトを取る。しかし、ターンオーバーから川崎・篠山に3点打を沈められ5点差にされ、その後はオフェンスのリズムに乗り切れず得点は停滞。その間に速い連係を許すなどして連続5失点。同5分2秒で26-35と9点差をつけられてしまう。しかしジョシュのリバウンドから川嶋が前線の田渡にロングパスをつないでファストブレイク。6点差に詰めオフィシャルタイムアウトに入る。その後、オフェンスリバウンドを奪われ失点するが、太田のミドルやジョシュのドライブで連続6得点。同50.6秒で36-37と1点差に迫ると川崎はタイムアウトを取る。終盤、失点を回避するも、奪ったポゼッションはターンオーバーに終わり、終了間際に速攻を許してタイムアップ。このクォーターで13-16と抑えられ、36-39と逆転リードを許して前半を終える。

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3Q
8点ビハインドを追いつき、白熱の攻防を展開

開始23秒、ウィリアムがパワープレーで先制、1点差にする。その後、我慢の守備で失点をしのぎ、ジョシュのリバウンドから川嶋が得点。開始1分55秒で40-39と逆転する。しかしその後、シュートがリングに弾かれ、さらに連続でターンオーバー。その間に速攻やファジーカスの3点打などを許して連続9失点。残り5分21秒で40-48と8点差をつけられてしまう。しかしリバウンドで粘りチャンスを作ると、鈴木のアシストからジョシュが3Pシュート。さらに川嶋がジャンパーを沈め、太田のキックアウトから鈴木がコーナースリー。連続8得点で同3分17秒に48-48の同点に追いつく。終盤も点の取り合いが続き、ファストブレイクや速い連係から失点するも、ウィリアムがゴール下で奮起し得点。しかし川崎・青木に3点打を許し、一歩及ばず。このクォーターは18-18と拮抗し、54-57と3点ビハインド変わらず最終クォーターに入る。

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4Q
しつこく食らいつくも次第に点差を離される

開始からタイトな守備で当たり失点を阻むも、開始47秒、川崎・ファジーカスにロングショットで先制される。その後太田がオフェンスリバウンドで粘るも得点にはならず、再びファジーカスに1on1から失点。開始1分42で54-61とされ、タイムアウトを取る。タイムアウト明け、ジョシュがペネトレイトで加点し、さらに渡邊が高速のドライブでファウルを奪取、フリースローを沈め3点差にする。その後、川崎・藤井に3点打を許すも、川嶋のキックアウトからジョシュが3点打で応戦。1ゴール差の攻防を続けるが、残り4分59秒に川崎・ファジーカスにロングショットを許し63-68。オフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、なかなかチャンスが得点に生きず苦戦するが、ウィリアムのアタックや太田のミドルで得点。しかし川崎・藤井、篠山に3点打を許し、さらに藤井にボーナススローを献上。タイムアウトで立て直しを図るも、スローインをスティールされ速攻で失点。同1分51秒で67-79とこの日最大の12点差をつけられてしまう。その後、川嶋が連続で3Pシュートを沈めるも、速い連係やボーナススローを許して失点。同8秒、鈴木のファウルアウトに替わって入った寺園がステップバックジャンパーを沈めてゲームセット。75-84の9点差で敗戦し、ここまでの対川崎戦は1勝3敗。前節横浜戦GAME2から続く連敗が3となった。

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ヘッドコーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

自分たちはそんなに悪いバスケットをしたと思っていませんので、自信を持ってバイウィークでしっかり準備をし、残りの試合につなげたいと思います。オフェンスリバウンドやもったいないターンオーバーもありましたが、それ以外は約束事を本当によく遂行をしてくれたと思いますし、相手がそれを上回るプレーをしたと言いますか、そういった形でゲームが進んだと思うので、そこまで悪い点はなく、次につながる試合だったと思います。

選手コメント

SG

川嶋 勇人

今日は競った展開になって、前半からリバウンドなどがチームとして徹底できていなかったと思います。リバウンドとピック&ロールのところの対応、ディフェンスの徹底ができていなかったかなと。そこが反省点ですね。僕も勝負所でミスしてしまったり、ファウルをしてしまったりして、個人的にはこの2戦はすごく反省しないといけない内容でした。でも、チームとしては徐々によくなっていると思うので、それはプラスの材料だと思います。
(12月の前戦から3連敗。川崎を攻略するのに今何が足りない?)
うーん…。ファジーカス選手をどう止めるかですかね。やっぱり1人で守るのは絶対無理だと思うので、そこをいかにチームとして守れるかじゃないですかね。ガード陣も上手いですけど、やっぱりファジーカス選手をいかに止めるか、だけです。
(昨日の悔しい負けを経て今日個人的に意識したことは?またその評価は)
昨日は正直僕のせいで負けたので、それを引きずらずにいつも通り攻めるってことですね。あまり気負いすぎたら僕はダメになってしまうので、いつも通りを意識して、行けたら自分で行く、寄ってきたらパス。いつも通りを意識しました。

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