前半のビハインドがそのまま最終スコアに。今シーズンも対千葉戦は悔しい全敗。

1Q
中盤から次第に千葉ペースに。13点差をつけられる

ジョシュ、岡田、鈴木、ウィリアム、田渡でスタート。開始35秒、千葉・富樫にドライブで先制されるが、ウィリアムがオフェンスリバウンドを押し込んで応戦。すぐさまピック&ロールから失点するも、岡田のカットイン、ウィリアムのファストブレイクで連続得点。序盤から流れに乗る。その後千葉・石井の3点打などで逆転されるも、すぐさま速攻から田渡が3Pシュート。残り6分17秒で9-9と拮抗勝負を見せる。しかしその後、千葉・石井にフリースロー3本を許し、さらに高速の連係からバスケットカウント&ワンスローなどを献上。同4分20秒で11-19と離され始める。その後、ジョシュが高速ドライブでカウント&ワンスローを奪い会場を盛り上げるも、千葉のハードなディフェンスに攻めあぐね、同3分には守備を振られて千葉・田口に3点打。14-24と10点差をつけられフェニックスはタイムアウトを取る。しかしその後も得点を抑えられ、次第にインサイドを完封されて得点は停滞。終了間際にも千葉・ダンカンにパワープレーで制され、14-27と13点ビハインドで第1Qを終える。

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2Q
千葉の堅守速攻を崩せず、点差を広げられる

開始17秒、千葉・ダンカンにミドルで先制され、ハードな守備でボールを奪われると、再びダンカンに失点。なんとか守備で粘り、川嶋がドライブから得点するも、高速のパス回しを止められず連続失点。残り6分57秒で16-35と離されフェニックスはタイムアウトを取る。その後連続でファウルを奪うなどするが得点は伸びず、タフに攻撃の芽を摘まれ、ターンオーバーも誘われて連続失点。同4分58秒で17-39と22点差をつけられオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、岡田のアシストから田渡が3Pシュート。すぐさま千葉・エドワーズにカウント&ワンスローを与えるも、岡田のキックアウトから再び田渡が3Pシュート。さらにウィリアムのスティールから鈴木→岡田とつなぎ速攻レイアップ。25-42とすると千葉がタイムアウトを取る。その後ウィリアムがフリースロー2本を沈めるも、カウント&ワンスローや連続ターンオーバーから失点。同1分56秒で27-51とこの日最大の24点差をつけられる。終盤、太田のレイアップやジョシュのオフェンスリバウンドで得点するも、再びカウント&ワンスローを奪われ失点。このクォーターも19-27とリードを奪われ、33-54の21点差で前半を終える。

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3Q
フェニックスらしいボールシェアでリードを奪う

開始14秒、ジョシュ→ウィリアムの連係で先制する。その後セカンドチャンスから失点するが、ジョシュのスティールを起点にパスをつなぎ、ウィリアムが速攻ダンク。さらに岡田のバックカットに鈴木が合わせて得点。フェニックスらしさを見せる。その後ターンオーバーなどから失点するも、ジョシュがカウント&ワンスローを奪い、さらに岡田がバックカットからリバースレイアップ。残り6分27秒で44-62と食らいついていく。その後も千葉のアグレッシブな攻撃を止められず、ファウルも奪われて失点するが、田渡が速攻から3Pシュート、ジョシュがドライブで得点。しかし千葉にも素早い連係や速攻を許して連続失点。同3分5秒で49-71と22点差をつけられフェニックスはタイムアウトを取る。タイムアウト明け、ウィリアムがパワープレーで得点。さらに鈴木がジョシュのカットインに合わせて速攻ダンク。千葉・エドワーズにミドルを沈められるも、ウィリアムがダンクで応戦する。終了間際、千葉・富樫に3点打を許すが、太田がミドルレンジからブザービーター。このクォーターで24-22とリードを奪い、57-76の19点差で最終クォーターに入る。

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4Q
ジョシュと太田が奮起するも主導権は奪えず黒星

開始11秒に千葉・ダンカンに先制1on1を許すが、すぐさまジョシュが3Pシュート。再び千葉・ダンカンにポストプレーで制されるも、ジョシュがドライブで応戦する。その後両者ミスやファウルが続くが、ジョシュのスティールから川嶋→ジョシュとつないでファストブレイク。千葉に3点打を許すなどするも、人とボールを動かし続け、太田がペイントエリアで奮起し得点。粘りを見せる。しかし、残り4分55秒、千葉・ダンカンにオフェンスリバウンドを制され失点。67-87の20点差でオフィシャルタイムアウトに入る。タイムアウト明け、千葉の連係に失点するも、川嶋のパスから渡邊がロングショット。さらに千葉をタフショットに封じ、長谷川が速攻のフローターを決め切り得点する。その後、連続で千葉からターンオーバーを奪うも得点には生かせず、同1分37秒にも連係を許して失点。しかし、菅野のピックから川嶋が3Pシュートで応戦する。しかし最終盤も攻撃権は思うように奪えず、千葉・エドワーズにゴール下を制され連続失点。74-95の21点差で大敗し、今季も対千葉戦は4戦全敗となった。

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コーチコメント

ヘッドコーチ

藤田弘輝

タレント性がすごく高く、そして質の高いバスケットをする千葉さんに対して攻守ともにまだまだ僕らのバスケットの質が低かったと思います。しっかり自分たちを見つめ直して、チームとしてステップアップしたいと思います。
(今後の戦い方について)
とくに変わらないです。ディフェンスをしっかり頑張って、リバウンドを全員で取って、トランジションにつなげるバスケットを貫きたいと思います。

選手コメント

PG

鈴木 達也

昨日に引き続いて出だしから相手にペースを掴まれてしまい、チーム内では最初からエナジーを出して自分たちのペースでやっていこうという話はしていたのですが、なかなかうまくいきませんでした。1試合を通してピック&ロールのディフェンスが、チームのやろうとしていることをエクスキューションできなくて。この課題はシーズンの後半戦に向けて絶対に改善しなくちゃいけないところなので、練習からしっかりとチーム一丸となってやっていきたいです。 あとはBIG3、太田選手、チルドレス選手、今日だったらウィリアム選手の3人が同時にプレーする時間帯もあると思うのですが、アツさんが代表の練習だったりでなかなかチーム練習ができない中、ぶっつけ本番という部分もあったので、そこもしっかりチームとして機能できるように、機能させられるように、これから練習を積んで次に向かって努力していきたいです。

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