名古屋D紹介

名古屋Dは強豪ひしめく西地区で上位争いを繰り広げているリーグで最も勢いのあるクラブだ。特に得点力には定評があり平均得点、アシストがリーグ1位とその爆発力は対戦相手の脅威となっている。シュート確率もリーグ1位でオフェンスの精度の高さを物語っている。日本での指導経験が長く、昨季は１年目で名古屋DをCSに導いたデニスHCが今季も指揮を執り、順調にチーム作りが出来てきている印象だ。タレントも豊富で、アシストランキング2位のチームの司令塔#2齋藤選手、得点ランキング、3ポイントシュート成功率でリーグ上位につけている#4クラーク選手を中心にシュート確率が高くリバウンドも強い#43エサトン選手、シュートブロックが上手い#5ンドゥール選手とバランス良くゲームを組み立てる。その他にもアジア枠で得点力のある#1パークスジュニア選手、日本代表に選出されている#8張本選手、ディフェンに定評があるPGの#3伊藤選手、身体能力の高い#12中東選手、#11須田選手と選手層の厚さはリーグトップレベルと言えるだろう。ここまで連敗は無く、今季こそは初優勝を掴み取るという強い意志が感じられる。名古屋Dの注目選手はチームの絶対的司令塔の#2齋藤選手。ここまで平均得点11.7点、アシスト7.5本とその実力を遺憾なく発揮している。特に3ポイントシュートは好調で12/11現在で驚異の52.9％とリーグのトップとなっている。今節も芸術的なアシストと確かなシュート力でフェニックスの前に立ちはだかる事になるだろう。

今節の見所

得点力が桁外れの名古屋Dの攻撃をフェニックスがチームとしてどのように防ぐのか、大野HCの手腕に期待がかかる。名古屋Dの平均得点は90点に届く勢いだが、負けた試合では75点ほどと得点が取れていない所を見ても、名古屋Dをオフェンスから波に乗せない事が最大の鍵となるだろう。その他、名古屋Dはシュート確率が非常に高いチームなのでディフェンスからプレッシャーをかけフェニックス得意のスティール(リーグ1位)を狙うのはもちろんリバウンド争いを制し、シュート本数で名古屋Dを上回りたい所だ。フェニックスの選手達が泥臭く、粘り強く戦う姿を40分間前面に出し続け、今年最後のホームゲームをブースターの皆さまと共に笑顔で締めくくりたい。 フェニックスの注目選手は日本人ビッグマンの#8太田選手。206cm、113kgの体を生かし外国籍選手とインサイドで戦うベテラン選手で、フェニックス一筋16年目の地元出身選手として多くのファンにも愛されている。B1通算出場試合数でリーグトップの記録も更新中で怪我をしない鉄人としても知られている。今季はシュート確率も上がり、さらなる進化を遂げているだけに、今節も試合の流れを変えるようなプレーに期待がかかる。

byカゲっち